昔は推理小説などをとにかくたくさん読んで、次から次へとたくさん読んで、でもしばらくすると犯人誰だっけ?とか、謎解きを全く覚えていないとか、結局読書が身になっていないような読み方をしていました。
とにかく量を読みたかったんですよね。
まあ、それも読書のやりかたのひとつだとひとつだと思うけれど、年齢を重ねて少しほんの読み方が変わってきました。
最近では、いいと思った本は最低3回読みます。
続けてではなくて、時間を置いて、です。
その時々の気持ちの状態、自分の環境によって同じ文章を読んでも受け取り方が違うんですね。
これは面白いですよ。
小説でも自己啓発本でもなんでもです。
何度も読むことで、新たな気づきが得られます。
部分的にでもいい、全体でもいい。
なにか得たいものがある時など、本棚を探して「ピン!」と来る本を手に取ってもう一度読んでみて下さい。
私は最近Kindleで読むことが多いのですが、今日は何にしようかなあとタイトルを眺めながら直感で本を選んだりしています。
一度読んだ本だけど、もう一度読みたいな、と何かに惹かれるというか、それこど「ピン」と来るものがあるタイトルを選びます。
そうすると、前に読んだ時には気づかなかったことに気づいたりするんですよ。
いい本ほど、何度読んでもおもしろいし、何かを与えてくれます。
そうやってなんども読みたいと思えるうようなお気に入りの本が増えるほど、人生が豊かになっていく気がします。
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