本が好きな人は、他の人が読んでいる本も気になりませんか?
私は、本好きな人がどんな本を読んでいるんだろうって、すごく気になる。というか、知りたい。
そして、もっともっと自分の本の世界を広げていきたい。
1日に200冊も新刊が出るといわれますから、とてもじゃないが自分一人の力では、いい本にたどり着けない。
だから、こうやって「この本がいいよ!」とおすすめしてくれるのは非常にありがたいと思います。
BRUTUS特別編集 合本 危険な読書
マガジンハウス 2019年08月16日
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この、ブルータス「危険な読書」は、これまで出た白表紙、黒表紙、赤表紙を再編集して合本にしたものです。ですので、これまで読んだことのある方は、すでに知っている内容のものかもしれません。
筒井康隆氏の特集が4項目もあって面白かったのと、「理系読書99」という項目が良かった。私は根っからの文系で、理系の要素は全く持っていない(センスがない)のですが、自然科学とか宇宙のことって、普段の暮らしに通じる部分もあって面白いとは思っているんです。
しかし学校の理科の先生が強烈に面白くない先生ばっかりだったから、理系の勉強は大嫌いだった。でもそれってもったいない、理科の世界にだって面白いことはたくさんあるから知りたいなと思うけれど、どんな本を読んだらいいのかわからない、という人のために、参考になる章でした。
私の好きなショートショート作家である、田丸雅智さんがおすすめしていた、『ビーカーくんとそのなかまたち』がなかなか面白そうだったので、ぜひ読んでみたいと思っています。
ビーカーくんとそのなかまたち
うえたに夫婦/山村紳一郎 誠文堂新光社 2016年07月01日
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それにしても、本てこんなにたくさんあるのか・・・とちょっと絶望的になります。もっと面白い本をたくさん読みたいし、繰り返し読みたい本だってたくさんあるのに、時間がなさすぎる。