料理が義務になって辛いと感じる時には、ぜひリュウジさんのレシピ本を開いて欲しい。きっと、「これなら作れる!」とやる気が湧いてくるはずだから。
- 簡単
- 楽ちん
- 美味しい
この3拍子が揃っています。材料も特別なものは必要なく、スーパーで売っているいつものもので作れます。
「悪魔のレシピ」は簡単で美味しい
私が初めて買ったのはこちらの本です。娘がTwitterでリュウジさんのレシピを見て、すごく美味しそうだから、本を買ってみようよ!といわれたのがきっかけです。
本屋で見たところ、ほんとに美味しそうじゃないか。しかも、めっちゃ簡単じゃないか。
じゃがりこにチーズとお湯を入れちゃうなんて。
水を入れなくてもカレーができちゃうなんて。
万能ネギが万能の調味料になるなんて。
豆腐のペペロンチーノも美味しかったし、油淋豚は最高だよ。
料理が義務になると本当に辛いけど、「これを食べたい!」って思って作るのは楽しいです。
料理って、なんのためにあるのか。
「これでいいんだ、いや、これがいいんだ!」と肩の力が抜ける、美味しい本なのです。
リュウジさんの入門編としておすすめ本です。
「リュウジ式至高のレシピ」は永久保存版
これは、まさに保存版というべき1冊です。これがあれば、平日のローテーションは簡単に決められます。
これは、リュウジさんからのメッセージ。
台所に立つ人って、孤独ですよね。
今日何にしようか?って考えるのも、作るのも、ぜんぶ自分ひとりでやんなきゃいけない。そこに寄り添えるのは料理研究家しかいない。だからぼくは、台所に立つすべての人の味方であろうといつも思っています。だから、「至高のレシピ」は、ぼくの自炊人生の集大成であり、みんなに贈ることができる最後にして最高のプレゼントです。
大袈裟じゃなくて、私は涙が出そうになりましたよ。
本当に、毎日、毎日、1日中、「今日何にしようかな」って考えてる。
疲れていても、少しくらい体調が悪くても、料理を作ることからは逃れられない。
お惣菜を買ってくることにどうしても罪悪感を覚えてしまう私は、疲れていると言いながらもなんだかんだでご飯を手作りしてしまうわけですが、それならば少しでも簡単に、楽に作れた方がいいはず。
それでも、ネットを探して出てくる「簡単レシピ」ってあんまり美味しいと感じたことがなかったのですよ。
料理ってのはやはり手間がかかっている方が美味しいのでは。そんな思いを見事に砕いてくれたのがリュウジさんなのです。
料理が好きなはずなのに、いつしか義務になって辛くなってしまった私に寄り添ってくれた料理研究家です。
簡単でも美味しい。しかもちゃんと再現性があるから、誰が作っても美味しく作れるはず。
この本に、リュウジさんに出会えてよかった。本当にそう思います。
邪道なやり方っておっしゃてるけど、最終的に美味しいものができれば、それでいいはずですよね。
私はリュウジさんの動画もよく見ますが、「やんなくていい手間は絶対やらなくていい。無駄だから」と言い切ってくれていますよ。本当に気持ちがいい。
ありがとう。疲れたら、この本を見ればいい。きっと何か見つかる。私の救世主です。
料理が辛くなった人、これから料理を楽しみたい人へ
リュウジさんのレシピは、極力面倒な工程は省いています。
出汁がわりに鰹節をそのまま入れちゃうとか、味の素を使うのも「うまみ」の代わりです。
疲れてご飯を作りたくない、だけど作らないといけない。そんな人も、これから自炊にチャレンジしたい人にも、おすすめの本です。
自炊って、最初からあれこれ本格的なことをやろうとする疲れて自滅する可能性があります。
まずはやってみて、美味しいと感じることが大事なので、無理せず美味しいものが作れるリュウジさんのレシピ本をぜひ1冊、おうちに備えておいてください。