私は図書館というのはどうも苦手で、あんまりいかないのですが、たしかに、こんな図書館だったら、1日いても飽きないだろうなと。
この、本に埋もれた空間にいるだけで至福のときだろうなと思う。
日本にもこんな図書館があったらいいのになあ。
本に囲まれているだけで楽しい。そう思える人のパラダイスがたくさん載っている本です。
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世界中の素敵な図書館、本屋を集めたガイドブック
こんな図書館があるんだね。公立の図書館なのに、まるで中世のお城に迷い込んだような、幻想的な空間が広がる。
巻頭ページはオックスフォード大学のボドリアン図書館を構成する、デューク・ハンフリー図書館。
こんな場所がCGじゃなくて実在したんだなということに驚きです。
この重厚感、歴史の重み。やはりCGじゃ出せないか。
もう一つ、海外ドラマファンなら知っているかもしれない、「SEX and the CITY」で結婚式場の舞台となった、ニューヨーク公共図書館も載っています。
これが公共の図書館なのかと、ただただ驚くばかりです。
公共とはいっても、運営母体はニューヨーク市ではなく、独立法人なんだそうです。
民間からの寄付やイベントの収益でこれだけの図書館を運営しているなんてすごいなですよね。日本では考えられない。
こういうところでも、海外と日本では「寄付」に対する意識が違うのかな?なんて思ってしまいました。
美しい本屋さんも載ってます
図書館だけでなく本屋さんも載っているのですが、本屋でこの美しさって、いったいなんなの!!!!と声を荒げたくなるほど、美しい本屋さんが目白押しです。
私が行ってみたいのはオランダのセレクシス・ドミニカネン書店。築800年の書店だそうで。
建物自体はカトリック教会なのですが、それが今本屋として使われているんですね。
古い教会だもの、美しいわけですよ。
790円で世界旅行が出来るよ
どの図書館も本屋さんも、ざっとではありますが、地図と渡航費用の目安、それと電話番号などの連絡先が載っています。
まあ気軽に行ける距離ではないのですが、いつかは行ってみたい。
本好きならきっと、「どこに行こうかな」と思いを馳せるだけでも幸せになれる1冊だと思います。
こんな空間で、読書に没頭してみたい。そんな妄想をするだけでも楽しいです。
ちっちゃい写真集並みの写真の美しさ。これで790円はお買い得。