糸井重里さんの「ほぼ日ブックス」から出ている本。
日刊イトイ新聞で読者の方からの質問に答える連載に書き下ろしの内容も加えた1冊。
約半分が書き下ろしの内容です。
人って、自分の中にほぼ答えがあるようなことでも誰かに質問したい、背中を押して欲しいって気持ちがありますよね。
そんな時に読むとスッキリするかもしれない。
今更こんなこと聞けない、という質問がある人へ
やさしい挿絵と柔らかい言葉。
ただ、柔らかいというのは、やさしいではありませんよ。
穏やかだけれども、時に刺さるような指摘だったりもします。
誰にも、たわいない質問をしてみたい、と思ったことがあるのでは。
たわいない質問ほど、頭の中にずっとあって答えがでないのではないでしょうか。
どうしてにんげんは死ぬの?
どうしてお風呂は毎日入らなきゃいけないものなんでしょう?
さて、あなたならどう答える?
柔軟な言葉。柔軟な発想。
この質問に対して、そんな答え方があったか、とハッとさせられることばかり。
時には突き放すようなクールな答えも。
こんな風に年を取りたい、と思う。
何度も読み返したくなる本。
さすが詩人、言葉が美しい。
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